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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2009-10

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『女児転生』 第一章(7)


 (7)

 ああ、着ちゃったんだ……。
 ここに来て、俺の心情に奇妙な変化が起こった。もちろん、この服が気に入ったとかそう言うことではない。なんだろう。小学生風の制服なんて恥ずかしい服を着せられているにもかかわらず、先ほどまで感じていた、全身の震えを堪えるような屈辱感が、無くなっていたのだ。
 むしろどこか足元がおぼつかないような、現実感を失った感覚だ。目の前に先生と莉子がいるのに、それさえも書き割りか何かのように、存在感がない。だから「莉子」が、
「可愛いなぁ、山野君。本当に、小学生みたい」
 言ったときも、俺は全然気にも留めなかった。半ば思考を止めた状態で、紙袋をのぞき込む。
 遂に紙袋の底が見え、小さなリボンのついたヘアゴムが二つ、転がっていた。それを手に取ると、先生はこう言った。
「頭の上の方で、左右に小さな房を作って留めなさい」
 小さな女の子みたいに、ツインテールにしろと言うことだ。男にしてはちょっと長めの髪が、今は恨めしかった。小さめとは言え、なんとかツインテールを作れるだけの長さはあるのだ。
「ふふ。山野君、すごく似合ってるわよ。さぁ、こっちのランドセルを背負って、安全帽をかぶれば完璧ね」
 肩ベルトを向けて差し出される、赤いランドセル。それを背負い、さらに黄色い安全帽を、さっき外したときに置いた机の上から取り上げて、かぶる。内側から伸びた白いゴムをあごの下で留めれば……。
「っ、……はぁ、き、着替えたよ……」
 目の前の二人は俺の言葉に、満足げに笑って肯いた。先生はとどめとばかり、へりに赤いラインが入った上履きを、俺に向けて手渡す。
「じゃあこの上履きの爪先のあたりに、ひらがなで名前を書いてちょうだい。学年は、山野君が一年生の時にいた、1-2でいいから」
 俺はのろのろした動きで、続いて差し出されたサインペンを手に肯いた。
「1-2 やまの たけし」
 書き終わると、俺は上履きを床に下ろして脚を通す。小学生の時以来の、ぺらぺらした上履きの感触だった。
「うん、完璧。どこから見ても、小学生の女の子ね。じゃあ、行くわよ。莉子さんも、ついてきて。山野君のバッグを持って、ね。そっちのスポーツバッグはそのままでいいから」
「はーい。ほら、山野君。いきましょ」
「山野君は、そっちの体操袋も持って。あと、このプール袋も」
「はい」
 肯いて、ピンクギンガムの体操袋と、プールタオルが入った透明なビニールバッグを手に取る。その間に、先生は俺の背負ったランドセルの横に、小さな白い布袋の紐を引っかけていた。
 なんだろう、と思う間もなく、先生は「行きましょ」と言って俺から離れ、英語科特別室に続くドアを開けた。先生に続いて莉子も特別室のほうに向かい、俺も彼女の後を追って特別室に入り、

 開いた窓から外気が入り込み、俺の身体をなでる。
 窓から見えるのは、日差しを浴びた外の景色。
 校舎裏手のテニス・コートでラケットを振る生徒たちの姿が見えた。

 俺は、悪夢から覚めたようにはっと目を開けた。
 自分の格好を、あらためて見下ろす。
 まず見えたのは、ふちに女の子用の印である赤い色が入った上履き。そしてレースのついた白いソックスの足先から、むだ毛の少ない向こうずねが続き、膝丈までの紺のプリーツスカートが揺れている。腰のところでスカートの紺と、ブラウスの白がくっきりと分かれ、しかしスカートから伸びた肩紐が、まるで身体を縛り付けるかのように、ブラウスの白に影を落としていた。
 襟元には黄色いリボンと、丸襟に施された縁取りと刺繍がアクセントになり、いっそう幼い印象だ。吊りスカートの肩紐と、赤いランドセルの肩紐がかかった両肩から続くのは、白いブラウスに包まれた両腕。手首のあたりをゴムがきゅっとすぼめ、こちらも赤い縁取りがされたフリルの袖口から、白い両手首が覗いている。
 目に見える場所ばかりではない。スカートの下の厚ぼったい生地は、下腹部をぴったりと包んでいて、両太腿付けねとおへそのあたりにゴムがあたり、普段ははき慣れていない厚手の肌着を穿いていることを意識させる。ブラウスの下に微かに透けているキャミソールも、ゴムこそ入っていないがサイズが足りないせいで肌にぴったりと張り付き、存在感を訴える。そしてあごの下にあるゴムは、ちょっと目線をあげれば黄色い安全帽のふちが見えることを、いちいち思い出させる。

 なんで──なんで俺は、こんなものを着ている!?

新作について。

 まずは、今までいろいろとお世話になっている水川様のサークル「恥辱庵」様のほうから、新作『牝令息~メイドにされたお坊ちゃん~』の発売が決定されましたので、こちらでもご報告をいたします。と言っても、ここにいらっしゃる方は「恥辱庵」様をごらんになっている方々ばかりでしょうが……。
 私も拝読させていただきましたが、文章力も展開の早さも素晴らしいです。とくに女性化+ハード展開が好きな方には、全力でお勧めしたいと思います。

 一方、わたくし神無月も、先日『大内ノゾミの強制女装旅行 ~3日目・失禁編~』を申請したところです。内容はそのものずばりで、失禁やオムツを中心としたプレイになりますので、興味を持ってくださいました方は、どうぞご期待下さい。

 またもう一つの新作『児童保安育成都市 ~強制少女体験~』も怒濤のペースで書き終えて、現在イラストをつけようか否か悩んでいるところです(タイトルイラストはつける予定です)。
 私は児童ポルノには詳しくないので、今作を書くに当たってはざっとジュニアアイドル系の画像を参照しています。というか、それを参照しただけで色々ぐったりしまして、あとは自分の想像と妄想を用いて適当に書いています。そのため、もしかしたら色々と間違っているかも知れませんが、ご容赦下さい。

 内容としては、「仕事も家庭も充実していた男性が、児童ポルノ所持の疑惑をかけられて少女の身体にされたあげく、レオタードを着せられたり人前で服を脱がされたりして辱められる」といった、ややSM色の強いものになっています。
 書いているうちに長くなるのは悪い癖で、結局やろうと思っていたことの3分の1しかできませんでした。「冤罪で捕まった人なので、あまり酷い終わり方にはしたくない」のと、「先に3部作をやったので今回は単発で行きたい」のと、「児ポル法を問題にするならこれは書いておきたい」のと、色々思惑が絡み合った結果、ストーリー重視でエロの密度は若干薄め、一作完結のお話になっています。薄めと言っても『体験入学』以上の密度はありますけども。

 最大の懸念は、倫理審査を通るか否か……年齢ははっきり書いていないのですが、身長の数値が出てきたりしているので色々と不安が残ります。そのためこちらについては発売予告を出さず、審査を通過して発売が決定してから、またお知らせしたいと思います。

 ではでは。児童ポルノ規制法には反対だけど児童ポルノは撲滅したい、と思う神無月でした。

 追記:またまたkusirosi様、熱烈なレビューありがとうございます。眼鏡っ子は私も大好きですので、またいずれ登場させたいですね。結末も、皆様のご期待に添えるものになっていれば、と思います。

『女児転生』 第一章(6)


 (6)

 肌をぴったりと包む下着の感触に、俺は泣きそうだった。しかも、これはほんの手始めでしかない。俺は半分思考を停止した状態で、さらに紙袋の中身に手を伸ばした。その様子を、先生と莉子は、隠そうともしないにやにや笑いを浮かべて見守っていた。
 取り出したのは、やっと下着以外の服だったが、俺の憂鬱な気分はいっそう高まった。それは、今どき小学生の女の子だって着ないような、可愛い刺繍があしらわれた、長袖の丸襟ブラウスだったのだ。ビニールのシールには、「刺繍入り丸襟ブラウス(丸襟) 160」とあった。
 俺は袋からそれを取り出し、いやいや広げた。その大きな丸襟は、ふちに赤い糸で縁取りがされ、さらに小さな薔薇の刺繍が施されている。長袖の袖口はゴムですぼまっていて、袖口はこちらもふちに赤い縁取りが施されたフリル飾りになっている。160というサイズも、一体どこでこんな服が売っているのか、むしろそれが不思議なくらいだった。
 型紙を外し、タグを結んである紐を切って、ボタンを外していく。ボタンを外し終わり、俺はそれを羽織った。サイズは少し大きいくらいで、袖や襟元は少しぶかぶかになる。ボタンを留めるのもきついと言うことはなかったが、何が原因なのか、ひどい違和感があって留めにくい。
 僕がボタンを留めるのにもたもたしていると、莉子がこう言った。
「あらあら、山野くん、ぶきっちょね。本当、ちっちゃな女の子みたい。お姉ちゃんが留めてあげよっか?」
 言われて、俺はかっとなった。自分でも不器用な仕草だと思っていた後ろめたさと、莉子に対する怒りが爆発し、
「うるさいなぁ! 佐々木さんはもう黙っててくれよ」
「何よ、その言い方! 時間がかかるから手伝ってあげようかって言ってるだけじゃない!」
「はいはい、2人ともその辺にしなさい」
 先生が呆れたように、俺たちの口論に口を挟む。そして莉子の方を向いて、
「山野くんだって、幼稚園の子じゃないわ。ちゃんと1人でお着替えできるんだから。山野くんが一人でお着替えできる、って言ってるんだから、私たちは見守っていてあげましょ? ね?」
「はぁーい」
 俺は顔を真っ赤にして黙り込んだ。まるでこれでは、上手く着替えられない子供が親の手伝いを拒んでじたばたしているみたいな扱いじゃないか。ボタンを留めようとする指先が、身体をじりじりと焼くような屈辱に震えた。
 それでもなんとか一番下まで留めると、俺は急いで次の服を手に取った。ブラウスを着ているのに下半身はショーツ1枚なんて、まるで男性誌のグラビアみたいで、落ち着かない。何よりも、早くこの恥ずかしい女児用下着を隠したくて仕方がなかったのだ。
 しかし、ショーツを隠すにしても、女児服の象徴であるスカートでしかない。どう転んでも、小さな女の子の格好をさせられる……俺はそのことを、改めて実感させられた。そんなことを考えさせられるのさえも、先生の狙いなのではと思えるほどだった。
 下着にブラウス1枚という姿のまま、次の服を取り出しては身につけてゆく。が、スカートだけはいつまで経っても紙袋から出てこない。襟に結ぶ黄色いリボンと、レースつきのソックスを、恥ずかしい格好のまま身につけていく。
 そしてやっと、スカートだ。紺の吊りスカートは、少し幅広の紐が背中でクロスしていて、それを肩に引っかけて、ずり落ちるのを防ぐかたちになっている。スカートは、ごくありふれたプリーツスカート。ぱっと見ただけで小学生用のものだと判ってしまうデザインだ。
 これを手にしたとき、俺の中に安堵の感情が兆した。そして自分の心の動きに、思わずぎょっとする。単に、下半身はショーツ1枚という恥ずかしい状態を逃れることが出来ることから着た安堵であるに違いないのに、まるでスカートを穿くことを望んでいたようにも思えたからだ。もちろん、そんなことはあるはずがない。
 そうだ。スカートというだけでも、それを自分が穿くことなど思いもよらないのに、しかも小学生しか着ない、吊りスカートを穿かされるなんて……!
 しかし、今着せられているブラウスだって、どう見ても小学生用のものだし、もうどうにでもなれだ。なんにせよ、いつまでもショーツを覗かせたままでいるよりは、いくぶんかはマシだ。
 袋から取り出してタグを外し、両手に肩紐を引っかけて、スカートの部分を見る。どこかにホックや、ファスナーがあるはずだ。
 すぐに右脇にホックを見つけ、俺はホックを外して、ファスナーを引き下ろした。スカートの腰の部分を持って両脚を通し、身体をひねって右脇のホックを留め、ファスナーを上げる。そして、腰のところから垂れ下がっている肩紐を、片方ずつ、肩に引っかけた。

『強制女装旅行』了。

 ようやく『強制女装旅行 ~3日目・失禁編~』のイラストも描き終えました。もうしばらくしたら、申請する予定です。

 失禁編、というだけあって失禁がいっぱいです。オムツに出しちゃったり、ワンピの裾をびしょびしょに濡らしたり、射精直後におもらししちゃったり。「失便」はありませんので、大はちょっと……という方でも大丈夫なソフト展開です(失禁という段階で、ソフトで無い気はしますが)
 逆に、なーんだ大はないのか、と残念がっている方、次回作では、ちょこっと大に挑戦していますので、ご期待下さい。

 ここでちょっとした裏話。実はこの「強制女装旅行」企画、もともとはエイプリルフールネタで使った、「おもらし体感教室」をもとネタにしています。4月1日の記事がこれ。

  * * *

 どうも、神無月です。
 大手アダルト出版社「三輪出版社」様から、以下のような企画案と、出演者募集のお知らせを頂きました。まずはその素晴らしい内容をご覧下さい。

 * * *

三輪出版「おもらし体感教室」

 撮影場所:甲信地方の山中、ペンション、ペンション近くの公園、および市街地。
 参加者:男性一人、女性二人。
 主演男優:未定。仮名ノゾミ。
 主演女優:決定済み。

【主な流れ】
 前半(一日目~二日目午前)
[プレイ内容]女装、おもらし、おねしょ、浣腸、女児女装(子供服)
 女性と一緒におもらしプレイを織り交ぜつつ、ノゾミが一番酷い目に遭うようにする。また、様々なゲームを行って罰を与え、成績が一番酷かった者が、後半では残る二人のおもちゃになることを伝える。もちろんノゾミが負けるようにする。
 基本的に、以下の流れを繰り返す。
***************************
  プレイ
   ↓
  ノゾミがゲームで負ける、あるいは失敗をする
   ↓
  ノゾミにペナルティをつけて次のプレイ(繰り返し)
***************************

[具体案]
 女装姿でおもらしし、他の被験者(女性)から馬鹿にされる。
 幼児女装で市街地を連れ回したり、おむつおもらしを強制する。

 後半(二日目の夜~三日目)
[プレイ内容]幼児女装(ベビー服)、おむつおもらし、聖水哺乳、排泄物浣腸。
 ゲームの敗者がノゾミに決まり、残る二人によって強制年齢退行。
[具体案]
 ベビー服のまま喫茶店に入り、注文したミルクを哺乳瓶に詰め替えた上で飲む幼児プレイ。
 女性の排泄物で浣腸した上、ベビーカーに乗せて街中でこれをおもらしをさせ、泣きじゃくらせて人目にさらすプレイ。

募集対象:「ノゾミ」役。
応募資格:一八~三〇代の男性。容姿不問。
 ただし、女装等に対して恥じらいのある男性を求む。
募集期間:二〇〇九年四月一日終了まで

 * * *

 以上です。
 神無月も関わりたいくらい、素晴らしい企画ですね。なお、参加者様・応募者様のプライバシーは厳守いたしますので、安心してご参加下さいとのことです。
 興味を持たれた方は、以下のアドレスまでご気軽にご連絡下さい。ご質問も受け付けております。
 kannaduki2367@hotmail.co.jp

 それでは、皆様のご応募をお待ちしております。

  * * *

 ここまでが、4月1日の記事です。
 ご存知の方も多いでしょうが、『オトコノコ倶楽部』などを出版していらっしゃる三和出版様の『おもらし体験教室』が元ネタです。これをもとに「強制女装旅行」という題名を思いつき、途中まで書いてみたのですが、でも同じ企画だとまずいな……と色々考えているうちに、こんな感じになったのです。
 その影響で、最初は『羞恥編』『SM編』『スカトロ編』で三部作とする予定でした。しかし、ソフトSMだと思って買い始めたら最後はスカトロでうげー、というかたもいらっしゃるかと思いまして、ソフトSM路線を維持しつつだんだんとプレイをハードなものにする、という現在のかたちに至ったのです。
 ここに書いてある素案のうち、結局おねしょはさせませんでしたが、ミルクを飲ませるプレイとベビーカーでのおもらしは、三日目に実現しています。

 ではでは。『~3日目~』の発売は来月初旬になるかと思いますが、どうぞご期待下さい。

「嗜虐な天使達~少女モデル編~」のイラスト

 これは神無月の作品ではなく、水川様の主催する「恥辱庵」様の作品の話です。

 以前から、特に「嗜虐な天使達」のイラストの出来には自分でも不満がありました。しかしイラストの腕が上達しない間に描き直しても……と思い、夏の間に何とかイラストの練習をして、今回再びチャレンジしてみました。その結果、前回と同じシーンですが、イラストをリメイクしてあります。こんな感じです。
model1-2s.jpg

 前回に比べれば、多少はマシになったのではないかなと思っておりますので、ご興味を持たれた方はぜひどうぞ。強制女装・年齢退行・女性からのいじめなど、非情に萌える展開が目白押しです。

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