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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2010-04

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『女児転生』 第一章(14)

 大型連休です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 神無月も連休に入り、一息つけそうな状態です。ですので久しぶりに、「女児転生」の続きを更新したいと思います。「GWの休日には毎日更新」を目指します。なので明日はおやすみです。明後日以降、またつづけていきます。

 簡単なおさらいをしますと、

登場人物
 山野 武志:主人公の少年。容姿は女の子っぽいけど中身はしっかりした少年。
 佐々木 莉子:武志の同級生。いじめっ子系。
 酒匂先生:英語担任教師。

 男子高校生が小学生女装。
 クラスメイトの前で女の子・愛美(まなみ)として自己紹介。
 女装で勃起させられたのを見られて変態扱い。

 それでも思い出せない方は、左側のカテゴリから「女児転生」をお読み返し下さい。
 では、どうぞ。

  * * *

 (14)

 小学生の女の子のような服を着て勃起する変態。
 そんなレッテルを貼られた俺を待っていた次なる辱めは、英語の次の授業──4時間目の、体育の授業だった。正確には、授業が始まる前の準備段階だ。体育の授業前には、男子と女子それぞれ教室を分けて着替えることになるのだが、今日は違った。
「はーい、それじゃあ愛美ちゃん。みんなの前で、お着替えしましょうねー」
 先生の一声で、クラス中の生徒たちがわぁっと歓声を上げた。中には指笛を吹いているのまでいる。
 そして彼らの正面で、ぼくは小学生仕様の女児制服を着て、教壇の脇に立っていた。つまり今から俺だけ、クラスメイトの目の前で服を脱ぎ、体操着に着替えろというのだ。
 恥ずかしさと悔しさのあまり、思わずスカートの裾を握りしめてしまうが、
「おっ、可愛いじゃん」
「どうせだから、そのままスカートたくし上げてみてよー」
 そんな仕草にさえ、あからさまな揶揄をこめた野次が上がる。もはやこの、つい今朝まではクラスメイトだったはずのには、何を言っても無駄だ。
「や、やだ……なんで俺が、こんなところで……!」
「決まってるじゃない。ちっちゃな女の子は、一人でお着替えできないでしょ? それに山野君は、女の子としては産まれたばっかりなんだから、ちゃんとお兄ちゃんお姉ちゃんたちに見てもらって、ちゃんと着替えられるようにしなきゃいけないのよ」
 先生は、ことさら俺を辱めるような言い方をする。しかも巧妙に、クラスメイトたちに対して、「山野の着替えに対して口出しをしてもいい」と許可を与えているのだ。まったく、悪知恵ばかり働くことについては感心する。
「はいはい、いいから早く、着替えなさい。お兄ちゃんお姉ちゃんたちだって、体育の授業の前で忙しいところを、こうしてみてくれているのよ。早くしないと、みんなに迷惑でしょ?」
「くっ…………」
 ぼくは唇を噛む。誰の助けも、期待できない。次の授業を受け持つ体育教師は事勿れ主義の上、生徒たちのいうことに流されやすい人間だった。もしもこれで、クラスメイトが体育の授業に遅れたりしたら、俺に責任を押し被せることは間違いない。
 しかも、今はまだ授業中だから他のクラスの奴は来ていないが、授業終了のチャイムが鳴れば、隣のクラスからどっと人が押し寄せることは想像できる。そうなれば、2クラスの生徒たちの前でこの恥ずかしい着替えを実行しなければならなくなる。だとすれば、一刻も早く終わらせないと──
 俺は黙ってうつむき、自らの胸元に視線を下ろした。縁に刺しゅうがついた丸襟ブラウスの襟もとを、黄色いリボンが飾っている。男子高校生が身につけるべき服じゃない。脱げるというのなら、さっさと脱いでしまおう。人に着替えを見られている恥ずかしさを押し隠すように、俺は内心でそう呟いて、リボンをほどこうと──
「待ちなさい、愛美ちゃん」
 しかし先生が、それに待ったをかけた。
「みんなの前で、ちゃんとご挨拶してからよ。『愛美、これからお着替えをします。だからお兄ちゃん、お姉ちゃん、愛美のお着替えを見てください』ってね」
「なっ……!」
 にやにや笑って見おろす先生を、俺は睨み付けた。しかしこうしているあいだにも、授業終了のチャイムに至るカウントダウンは続いている。俺はぐっと喉を鳴らし、真っ正面を向いた。どうせこの先生は、ちゃんと前を見て言わなければダメとか言い出すに決まっていたからだ。
 そして、一様におかしげなにやにや笑いを浮かべているクラスメイトどもを睨み据えて、俺ははっきりした口調で言った。
「愛美、これからお着替えします! だからお兄ちゃん、お姉ちゃん! 愛美のお着替えを、見てください!」
 言った途端、クラスの空気が爆発したような笑いが響いた。げらげら、くすくすと笑う声に混じって、苦しげにお腹を押さえているやつまでいる。恐らく廊下にまで響き渡ったであろう爆笑に、隣のクラスも、何事かと思ったに違いない。
 ややあって笑いが下火になると、先生が俺の頭に手を置いて、
「はい、よく言えましたね。ふふっ、やっぱり愛美ちゃん、本当は見て欲しくて仕方なかったのね。照れずに言えて、えらいわよ」
 黄色い通学帽ごしに、俺の頭を撫で回した。本当に小さな女の子のような扱いに、自分の顔が真っ赤になるのが判った。

「カイタイショウジョ」

 新作「カイタイショウジョ」の登録をおこないました。上手くいけば数日中に予告開始、一週間後のゴールデンウィークには発売、ということになるかと思います。

 タイトルは、

『カイタイショウジョ ~強制少女切断~』

          dark-ts.jpg

 内容については予告審査が通りしだいあらためてアナウンスするつもりですが、強制性転換から四肢切断、男性による陵辱に腹ボテ達磨のレイプなど、これまでの『十月兔』の中でも極めてダークでアブノーマルな作品です。言わずもがなかも知れませんが、カイタイショウジョのカイタイは「解体」と「懐胎」をかけています。いろいろと、審査を通るかどうか、心配な作品ではあります。


 で、えーと。ここで男性からの陵辱について、少し述べておきたいと思います。

 右のアンケートの結果では、男性からの陵辱が極めて反発が強いことが判ります。しかしこれまで数ヶ月間、男性を登場させずに強制女装or性転換のストーリーを作ろうとして、数作品で挫折していました。そのため、いったんこのスランプから脱却するためにも、男性を登場させ、四肢切断など極端なストーリーの作品を作ることで、気分転換を図ってみました。今回は純粋に、自分の書きたいものを書いてみただけです。

 次回作はたぶん幼児女装かオムツか、そのあたりのライトな路線で(ライトじゃないぞそれは、といわれるかも知れませんが笑)行きたいと思っております。児童公園で近所の女の子たちからオムツ幼女扱いされる大学生の話とか、ある学校法人の理事長令嬢に振り回されていじめ抜かれる男の子の話とか、いくつか待機してあります。また時間ができ次第、発表して参りたいと思っています。
 この辺りのことについてまたアンケートや希望等があれば、どしどしお寄せ下さい。

 ではでは。とりあえず、新作が審査を通るかが果てしなく不安な神無月でした(汗)

水川様の新作紹介。

 水川様のサークル「恥辱庵」様より、新作『桃色のひまわり』が発売された模様です。最近こちらのほうはさぼり気味で、だいぶ遅ればせな告知になってしまいましたが、ご紹介いたします。

『桃色のひまわり』

 水着など、いろいろな衣装やシチュエーションがあり、さらにしっかりとした結末も用意されているため、物語としても楽しめます。お勧めです。

  * * *

 一方こちら「十月兔」の新作は、あとイラストを付け加えるだけなのですが、なかなか時間がとれず難航しています。来月中の発売を目指しておりますので、どうぞご期待下さい。

 ではでは。

お洋服のこと

 神無月です。

 時々可愛い子供服の参考資料がないかと探して、インターネット通販を見たりするのですが、サイズ・デザインともに、ニッセンさんがとても優秀ですね。
 かなり可愛いデザインでも160サイズまでありますし、吊りスカートにレースつきの丸襟ブラウスも、165サイズまで揃っています。ついでにリボンも買えば、すぐに○学生スタイルが完成しそうです。着用派のかたには、お勧めです。下着も、コットンにゴムの入ったお子様ぱんつが、160サイズまでありますし。
 また一部のコスプレショップで、小学生風の丸襟ブラウス+吊りスカートセット+帽子が、けっこうやすく販売されています。彼女に着せるために買ったはずが、「○○が先に着てよ」と言われてやむなく着用、そのままなし崩しに逆レイプ……なんて、定番ですが楽しそうです。コスプレ路線を狙うには、適当なストーリーですね。

 あとはCatherine Cottageや、スタンダードにメゾピアノやシャーリーテンプル、組曲あたりでしょうか。神無月が「子供服」の資料として使うのは、だいたいこのあたりのお洋服になります。

 王道で、男性がこういう子供服を着せられるストーリーも良いですね。

 いま書いているのがばりばりの性転換+男性からの陵辱+猟奇ありスカトロありなので、たまには基本に帰った作品も書きたくなります。その次は、また王道に戻るつもりですが。

 taisa様の考えたキャラクター、とても素敵ですね。これからもどうぞご気軽に、コメントをお寄せ下さい。

新作のイラストサムネ

 タイトル未定の新作ですが、かなり非道い内容になりそうです。酷いではなく、非道い。下のタイトルイラストサムネイルを見ていただければ判ると思いますが、今作ばかりは、審査を通過できる自信がありません。
 グロ耐性があるかたは、下の四文字を押してください。

閲覧注意

 taisa様、キャラクターの設定って面白いですよね。私も、結構やりました。最近では「作りたいキャラクター」を設定した上で、「なぜこんなキャラクターになったのか」などを踏まえて、ショートストーリーを考えるのが面白くなっています。
 例えばtaisa様のキャラクターであれば、「なぜ彼はその若さで新国際連合軍の一員となれたのか」「どうして彼/彼女はそういう信念を持つに至ったのか」など、興味が湧きます。よろしければ是非お試し下さい。
 ではでは。

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