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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2009-06

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10000hit記念(4)

 ええと、ここで一つ宣伝を。

 いつもお世話になっている水川様のサークル「恥辱庵」様より、新作「脅鞭-奴隷女教師に堕ちた教諭-」が発売されました。こちらは強制性転換ものなので、神無月はイラストに関わっておりません。と言うか、神無月よりはるかに上手い人が描いておられますので、水川様の文章と併せて必見ですよ。
 内容はちょっとハードな責めが中心ですが、女児女装もばっちり書かれています。いずれに興味のある方にも、お勧めしたいと思います。

 では本日も、SSをどうぞ。明日には終わる……はず。終わるといいなぁ。

(SS4)

 そうしてみんなから、からかいの言葉と視線を浴びせられる中、一人の女子が、僕のすぐ前に立っていた。
「弓野くん。気にすることないわよ。とっても似合ってるわ」
 言ったのは、マリンルックのタンクトップにジャケット、ハーフパンツの女の子。ちょっと少年めいた顔立ちに、ポニィ・テイルがよく似合っている。名前は確か……高良紗雪(こうら さゆき)さん。
 彼女はいきなり、僕の方を抱きすくめ、頭を撫でてきた。恥ずかしい反面、同年代の女性に身体を密着させられて、思わず硬直してしまう。そして……認めたくはなかったけれど、どこか満ち足りた気分になっている僕がいた。
 僕をだきしめながら、かのじょは同窓会の幹事である尾上の方を振り返った。
「尾上くん。あたしこれから、彼といっしょにホテルに行くから。今日の同窓会、キャンセルしてもいいわよね?」
「あ……え、おい、高良。マジ?」
「うん。マジよ。確か、予定外に来た人が一人いてどうしようかとか言ってたじゃない。あたしが抜けるから、それでいいでしょ?」
 尾上の隣で、友人(♂)がぼりぼりと頭を掻いた。どうやら、事前連絡もなしに来たのはあいつらしい。尾上はそいつを恨めしげに眺めながら、
「まぁ、構わないよ。ごゆっくりどうぞ~」
「ごゆっくり~」
 クラスメートの声を受け、今度は高良さんが、僕を引きずってみんなのそばを離れる。僕は不安を感じながらも彼女の後を追い、その後ろから、社長がみんなに一礼して追いかけてきていた。
「それじゃ弓野くん、私は帰るわね。後はそちらの女の子に任せるわ」
 社長はひとこえかけると、そのまま帰って行こうとする。かつての友人達の目の前に、今の僕の姿をさらすという彼女の目的は達成されたからだろう。
「ええ。任せてくださいね。それじゃ、おやすみなさい」
 高良さんと社長は挨拶を交わし、社長は今度こそ聖橋改札口へとに消える。そして僕は、半ば意思を無視された状態で、高良さんにホテルへと連れ込まれた。

 ホテルに行くまでの間、高良さんはずっと僕に話しかけてきた。どうしてそんな服を着せられているのか、それは普段からなのか、下着はどうしているのか。そして事あるごとに、
「でも、高校も卒業した男の子なのに、そんな服着せられて、どんな気分?」
 と聞いてきた。
「恥ずかしいよ……でも、社長には逆らえないし……それに、普段着から何から全部女の子みたいなものしか持ってないから、もう、戻れない……」
 僕はそう答えた。このワンピースだって、着たくて着ているわけではないのだ。
 連れ込まれた場所は、いわゆる安でのラヴ・ホテル。でも、どう見ても女同士、それも年の離れた姉妹に見える僕たちに、店員さんは不可解な表情をしていた。 ホテルに入ると、僕はいきなり彼女に抱え上げられて、ベッドに放り出された。
「きゃあっ!」
「可愛い悲鳴ね。ね。もっと可愛い悲鳴、聞かせてくれない?」
 彼女の手が、僕のワンピースの中に潜り込み、さらにショーツをずり下ろした。そして指先が容赦なく、僕のお尻の穴に入り込む。
「ひうっ! やっ、き、汚いよぉっ!」
 僕は必死に叫ぶ。でも彼女はまったく気にせずに、片手で抱え込むようにして僕をホールドしながら、お尻の穴に指先を、どんどん深くつきこんでいった。
 お尻の中で、彼女の指先が動く。それは不快な感触のはずなのに、どこか気持ちよくて……そう、自分でペ*スをいじっているときのような、キモチイイ感覚が、僕の意識をしびれさせた。
 やだ。やだ。僕は……僕は、男の子なのに……!
 そう思った矢先、不意に身体がおかしくなった。お尻から頭まで、一気にしびれるような感覚が押し寄せてくる。何も考えられない。気持ちいい、気持ちいい。なんかこのままだと、おかしくなっちゃう……!

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