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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2009-04

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体験入学 第三章(6)

 リンクに、高木かおり様のサイト「かおりの小部屋」を追加いたしました。
 「天使の微笑」や新作「偽りの保育園児」など、幼児女装系の素敵な小説を沢山掲載しておられます。ご存知の方も多いと思いますが、初見の方は是非どうぞ。

 また、DLsiteより、水川様の新作「妻に堕ちた男」が本日発売されました。こちらは強制女性化ですので、今回、神無月は参加していないのですが、素晴らしく読み応えがある作品なので、お勧めいたします。
 「肉体を女性化させるのはどうも……」という方でも、十分楽しめる場面が目白押しですよ。

 それでは前置きが長くなりましたが、本日もどうぞ。

 * * *

(6)

 「……っ、この早漏」
 知香は「妹」を見下ろして、冷たく言いはなった。武生にはもはや、反論する気力もない。
「全く、妹がはき古した下着を穿いて興奮して、小さい女の子用のフリフリドレス着て興奮して、ちょっとローターを動かしたら、一分も持たずに射精するなんて、早漏にも程があるわよ。しかもあんだけ早かったってことは、もしかしてさっきのでフル勃起なわけ? 信じらんない」
 何が起こったか説明するまでもない。というか、知香が口にしたとおりである。付け加えるならば、動かしたローターはペ*スに取り付けられた一つだけ。しかも、威力は「低」だった。
 しかしそれだけで射精した彼は、射精直後の脱力感と情けなさで、さっきからベッドに横たわったままだった。
 知香としては、まず軽くペ*スを刺激したあとに、乳首のローターを動かすつもりだったのだ。ペ*スの刺激による快楽を与えながら、同時に乳首を刺激することで、そこを性感帯として開発する。条件反射を利用した、まるで娼婦を調教するかのようなテクニックだったが、ここまで早く絶頂に達されてしまうと、もはや開発のしようもない。
 その腹癒せを込めて、知香は「妹」を罵る。
「変態で、早漏で、短小。……全く、情けないったらないわね」
 ドレスの内側、ショーツの中をべっとりと精液で汚しながら、武生は放心したように横たわっていた。そんな「妹」に対して、知香は容赦なく手元のリモコンを操作した。
 三カ所すべてのローターの動きを、いきなり、最高に。
「あ、あ、あぁ、あぁ、あぁ……」
 次の瞬間、射精直後にかかわらず全身をびくびくと痙攣させて、武生は悶えた。まともに口をきくとか、そういう状態ではない。ペ*スへの性的刺激だけではなく、乳首に伝わるむずがゆさ、くすぐったさに、彼は転げ回って悶えるしかできなかった。
 しかしこのままではつまらない。知香はローターの動きを止め、またしても脱力する「妹」を見下ろしながら、しばらく思案した。
「……そうだわ。ゆずかちゃん、着替えなさい」
「き、着替え……?」
「そうよ。そのドレスを脱いで、お外に出ても大丈夫な服に着替えるの」
「え……?」
 外に出る。その一言に、武生の表情が凍り付いた。しかし妹は容赦なく、そんな彼を引きずり起こし、ドレスをはぎ取った。
「ま、待ってよ! ゆずか、お外になんて出たくないよぉ!」
「あははっ、こんな時までゆずかちゃんだなんて、本当、誰にしこまれたのかしらね? だいたい、幼稚園の女児制服来て歩き回ったゆずかちゃんが、たかがふつうの服を着て外に出る程度で恥ずかしいはずないじゃない。ま、嫌なら良いわよ。下着姿のまま連れ歩くから」
「や、やだ、そんな……」
 怯える武生に押しつけたのは、肩にフリルが付いたノースリーブに、デニムのフリルスカート。シャツの真ん中には大きなハートが描かれ、中にはジュニア向けアパレルブランド《Sweat Suite》のキャラクターがプリントされていた。スカートの裾は三段フリルになっていて、フリルとフリルの間にはレース風の模様が覗いている。どちらも小学生高学年になれば、着用を拒むような子供服だった。
 精液でべとべとになったショーツも、三カ所につけられたままのローターもそのままに、武生はその服を着せられた。自分の古着が「妹」の精液で汚れることなど何とも思っていないのか、知香はにやにや笑いながら、相変わらず「妹」が着替える様子を撮影している。
 それでもやっと着替え終わった武生に、知香はソックスを渡す。レースのついた、どう見ても小学校低学年用の品だが、彼は大人しくそれを履いた。さらに真っ赤なボールのついたヘアゴムを渡されて、頭のてっぺんに二つ、小さな結び目を作る。
「お、終わりました……」
「そう、なら、外に出るわよ。あ、ちょっとその前に」
 知香が手元のリモコンで遠隔操作すると、武生の性器と両乳首で、細かい振動音が響き始める。先ほどのような激しい震動ではなく、ぎりぎり耐えられる程度に震え出す感触に、武生の身体が強張った。
「な……何……これ……」
「ローターを動かしてるだけよ。最低出力でね。さ、大人しくついてきなさい」

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