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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2010-05

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新刊発売!

 おかげさまをもちまして、無事に新刊が発売されました。
 先日も述べましたように、今回はイラストに力を入れています。

 次回作は、今作よりもさらにイラスト傾斜で行く予定です。内容は、男性教師がショタな少年に女子制服の着用を強制し──というストーリーになるかと思います。イラストは『おもらしサッちゃん』と同枚数で、文章は少なめ──つまりは1ページにイラスト1枚+短文、という形式で、ページ数は少なめですが、その分お安く提供すると思います。

 次回作以降、文章メインにするかイラストメインにするか微妙に悩んでいるところですので、よろしければ、右のアンケートにご投票お願いいたします。
 また、作品の内容についてのアンケートも、いったんリセットしました。理由としては、「男性を登場させて欲しくない」という意見が圧倒的優勢をしめてしまっていること。そのため、新しくどこに投票が入ったのか、まったく判らなくなってしまったからです。
 今後、同じ選択肢には一票限りでお願いいたします(同一のアンケートでも、複数の選択肢に投票される場合には歓迎いたします)

 さらに、作品の形式についてのアンケートも追加いたしました。イラストと文章の密度についてですね。やはり文章よりもイラストのほうが時間がかかりますので、イラストが増えるとその分、文章は少なくなってしまいます。結果として話の密度としても薄くなってしまいますので、そのあたりの兼ね合いは難しいのですが……。

 ゆり様、コメントありがとうございます。現実的といっていただけて光栄です。個人的に、上はちゃんと着てるのに下半身は裸or下着だけ、というのは非常に萌えます。裸ワイシャツと同じようなものでしょうか。

 ではでは。次回作にご期待くださる方がいれば、さいわいです。

『女児転生』 第二章(4)

 次回作のヒロイン画像公開。といっても、作品本体には含まれない、この場で公開す落書きのようなものですが。

Rinne.jpg

 名前は芳賀鈴音。とある事情から主人公と同居している少女です。性格はかなりきつく、おねしょ&おもらし改善のために、主人公の少年を容赦なくいじめ、辱めつづけます。着ているのは☆学校の制服で、セーラー襟ボレロとジャンパースカートです。

 では本題。本日分をどうぞ。

  * * *

  (4)

「お兄ちゃん、それ、どうしたの?」
 秋穂ちゃんの声は、俺の耳の中で殷々と響いた。
「どうしてお兄ちゃんが、そんなぱんつ穿いてるの……?」
「こ、これは……」
 俺の頭の中に一瞬、悪い想像が去来した。秋穂ちゃんが無邪気な笑みから一転、悪意に満ちた嘲笑を浮かべ、「うふっ、やっぱりお兄ちゃん、女の子の服がだいすきなのね。そんな小学生の女の子みたいなぱんつ穿いて、おちんちん硬くしてるんだもの。あははっ、ならあたしも、とっておきの可愛いお洋服を着せてあげる☆」──そんな言葉を口にする光景だ。
 しかし実際には、秋穂ちゃんはきょとんとした眼をしたまま、俺を見つめているだけだった。そりゃそうか。秋穂ちゃんはまだまだ小学生で、俺が女の子の下着を着けていることも、その舌でペニスを勃起させていることの意味も判っていないのだ。ほっ。
「んー……はい、お兄ちゃん」
 俺はやや前屈みになりながら、秋穂ちゃんの手からスカートつきスパッツ(曰く、スカッツというらしい)を受け取って、いそいそと身につける。さらに上も、今まで来ていた丸首のシャツを脱ぎ、多少なりともフリルやレースのない、カッター襟のシャツをもらう。色はパステル調のライム色だし、袖はフレンチ袖だし、胸元のワッペンには子供向けアニメのキャラクター「キャビット」が描いてあるけれど、背に腹は替えられない。
「わぁ、お兄ちゃん、すごく似合ってるよ!」
 着替え終わった俺に向かって、秋穂ちゃんが両手を合わせて感嘆をあげる。いや、悪気はないのは判っているけど、高校生の男にとって女児服が似合うってのは褒め言葉じゃないよ。俺はお礼をいうことも出来ずにむっとしたまま秋穂ちゃんから目を逸らし、秋穂ちゃんも俺の態度から、少し機嫌を損ねたようだった。
 しかしここで一つ、問題が発生した。サイズではない。デザイン──ではあるが、それともちょっと違う。何かといえば──スカートの下から覗くスパッツの股間部分に、大きなふくらみが目立ってしまっているのだ。うわ、下手するとこれ、しみを作っちゃうな。スカッツに先走りがしみを作るのは、何が何でも避けたい。
 とすれば、やっぱり恥を忍んで、スカートを穿くしかないのか。俺は小さく肩を落としてスカッツを脱ぎ、
「ごめん、秋穂ちゃん。やっぱりこのスパッツ、サイズがちょっと小さいみたいなんだ。他にズボンとかがなければ、スカートでいいから、貸してくれる?」
「────、なによっ!」
 秋穂ちゃんが、キレた。
 何気なく俺がそう言った瞬間、顔を真っ赤にして両目に涙を溜めた秋穂ちゃんが俺の手からスカッツをひったくり、叫んだのだ。小さな両手を震わせて、
「お兄ちゃんがスカートは嫌だって言うから、秋穂いっしょうけんめい選んだのに! お礼も言ってくれないし、しかもやっぱりいらないだなんて、スカートでいいから貸してだなんて、あんまりよ! そんな言い方するんなら、スカートだって貸してあげない! お兄ちゃんなんてずっと、ぱんつのまんまでいればいいんだわ!」
「あ、ご、ごめんっ!」
 気付かなかった。自分のことにばかり気を取られて、女の子の服を着せられる恥ずかしさに目を奪われて、秋穂ちゃんがどんな風に感じているかなんて、まったく考えていなかった。それは普通、怒るよな。
「ごめん、悪気はなかったんだ。でも、サイズが合わないみたいだから──だから、ごめん、秋穂ちゃん。秋穂ちゃんを傷つけるつもりは」
「出ていって!」
 秋穂ちゃんは俺に向かって一歩を踏み出すと、出口に向かってぐいと押した。高校生の俺がよろけたのは、彼女が全体重をかけて押したからだろう。
「お兄ちゃんなんて嫌い! 出て行ってよ!」
「わわっ……」
 ちょっと待てちょっと待て、このまま外に追い出されたら、ブルマー姿よりもやばいことになるじゃないか。隣の家から、女の子のシャツと下着姿で出てきたなんてことになれば、それこそ近所中で変態のレッテルを貼られてしまう。
 秋穂ちゃんは、俺を自分の部屋の外、つまり廊下に追い出すと、最後にきっと睨み付けてからバタンとドアを閉めた。間髪を入れずに、がちゃり、と鍵のかかる音がする。ドアに引っかけられた「あきほのへや」のプレートが、ゆらゆらと揺れて斜めで止まった。

 ──やっちゃったか。

 俺は溜息をついた。シャツの裾から女児用ぱんつと太腿を丸出しにしたまま、がっくりと廊下にへたり込む。一体いつになれば、この女児服地獄から逃げ出せるのか──一向に、出口は見えてこなかった。

新作予告

 神無月です。新作『おもらしサッちゃん』が無事に審査を通過して、作品の予告も始まりましたので、報告いたします(画像から予告ページに飛びます)。

baby-tm.jpg

 今回、体験版として序章をDLできるようになっています。今回もやや絵柄が安定していないのですが、

  序章・第一章・第三章……いままでのかわいい系路線
  第二章・第四章……やや等身高めの劇画調

 となっています。久しぶりに女児女装+オムツ+おもらし+女性からの責めと、ハード羞恥SMな内容です。気になる方もいらっしゃると思いますが、主人公は短小包茎で、男性からの責めはなし(男の子にスカートをめくられて、オムツをバカにされるシーンがあるのみ)ですので、ご購入の際の基準にしてください。
 ではでは。恐らく月内には、発売されると思います。

『おもらしサッちゃん』

 新作の登録申請が終わりましたので、ご報告いたします。審査を通過すれば、恐らく月内には発売されるのではないかと思います。
 タイトルはずばり、

 『おもらしサッちゃん』

baby-tm.jpg

  作品紹介文

飲み会の翌日、泥酔状態でおねしょをしてしまった大学生
は、同居人の少女から、オムツをあてて生活するよう強制
される。
さらにおもらしまで始まってしまい、彼はオムツの上から、
女児服を着せられて生活することに……。

本作は全4章構成+αになっています。
 (イラストはいずれも章ごとに基本1枚+差分)
 序.オムツ+女児女装(体験版、差分2枚)
 1.オムツおもらし(差分6枚)
 2.女児女装+公園でオムツおもらし(差分7枚)
 3.下級生制服で女装外出(差分4枚)
 4.ベビー服女装+オムツ射精・おもらし(差分7枚)

※ 本作に登場する男性は、主人公の他「男の子」のみで
 す。苦手な方もご安心ください。

 テキスト4万2千字+イラスト5枚(差分26枚)


 ご覧の通り、今作はテキスト少なめで差分を増量してあります。基本5枚で、差分が会わせて26枚。挿絵によって微妙に男の子の顔が違いますが(汗)、それでもいつもより力をこめて描いています。

 審査を通るかじゃっかん不安ではありますが、ご期待下さる方がいらっしゃればさいわいです。ではでは。

塗り方を変えてみた。

 こんな感じに。ついでに髪型も変えてみた。

baby2ds.jpg

        ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

baby2ds-alt.jpg

 さらに修正。たぶんこれが決定稿です。

 

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