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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2014-06

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「ユニコーンの角」

 こんばんは、神無月です。

 最近はPixivに色々と投稿を続けています。
 落書きの椿子ちゃんも二枚目ですが、描いてて楽しいですね。可愛い女の子と、大きなおちんちんを同時に描ける素敵なキャラクターです。クリックで拡大。

Chinko2a.png

 また、短編小説としてブログに掲載していた「二人目の娘」もPixivにまとめました。いちいち記事をさかのぼらなくていいので、かなり読みやすくなるのではと思います。それにしてもこのお母さん、今から読み返してみても結構えげつないことをしてますねぇ(笑)
 そしてブログの連載も、連載途中だった短編を再び始め、「ワン・ウィーク・ガール(二日目)」としてこちらを先に消化することにしました。「ワン・ウィーク・ガール(一日目)」はPixivにまとめてありますので、まだお読みでない方はこちらをどうぞ。


 さて、ちょっと本題。
 次に出す予定の「バビロンの掟」でしたが、これの改訂版を「ユニコーンの角 ~修道院篇~」と改題します。タイトル画像はこんな感じ。
 クリックでちょっと拡大します。

unicorn1-title.jpg

 改題の理由は二つ。
 第一が、「バビロン」では「ICPA」、国際児童保護機構として児童の「保護」を行っていた機関を、「国連国際児童機関」(United Nation International Children ORganizatioN)に改称し、その略称が《ユニコーン》になったため。乙女を好み、憤怒の象徴でもあるという一角獣にも合うと判断しました。
 第二が、「バビロニア」の「ハンムラビ法典」における「タリオ・ルール」(同害復讐)のような変な知識を絡めるよりも、《ユニコーン》の呼称のほうがシンプルかな、と思ったためです。エロにもシナリオにも関係のないところで紙幅を使っているところが多かったので、そう言った部分を改善したいという気持ちも込めて、改題に踏み切りました。

 「ユニコーンの角」と「バビロンの掟」は内容的に(特に後半が)がらりと変わり、《シスター》から元の肉体に戻るために階梯もきちんと描き切っています。割とどうでもいいところでは、《マザー》のアイリンさんがリストラされ、代わりに別の《マザー》が加わりました。また、若干の修正を加えただけの「バビロン」でも、そちらでもアイリンさんの説明が若干カットされています。
 以上の点を判りやすくするとこんな感じ。

 「バビロンの掟」……旧「バビロンの掟」に修正を加えたもの。大きな変更はなし。イラストもなし。アイリンさんがいるが、説明はカット。
 「ユニコーンの角」……「バビロンの掟」の各話に若干の変更+後半はほぼ新規。イラスト5点。アイリンさんはいなくなり、新《マザー》がいる。

 以上、二つの作品を同梱して発売します。
 個人的には両方を読み比べ、「バビロン」から「ユニコーン」に変わったのを感じていただきたいと思っています。

 それにしてもこの「バビロン」、以前発売したときはイラストをつけていなかったんですね。りりあ自身もほぼ前回の絵柄から離れていますし、茉莉花、美優、《マザー》理江子に新登場の《マザー》と、いろいろ新しい顔を描くことになりました。重要な役割にいるのに結局挿絵では描いてもらえなかった星見捜査官は若干気の毒ですが、仕方ありません(笑)。

 なお、「バビロン2」についても、「ユニコーンの角 ~浄罪場篇~」とする予定です。本当なら「神曲」に見立てて、「地獄」「煉獄」「天国」と三部作でやりたかったのですが、ひとまず「修道院篇」「浄罪場篇」でやりたいと思います。「2」も今から見るといろいろ甘いところがあるので、かなりの変更を加える予定。

 ではでは。今週末の発売を目指していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

短編「ワン・ウィーク・ガール(二日目)」


 ワン・ウィーク・ガール(二日目)

  (1)

 ケータイのアラームに目を覚ますと、ベッド横の窓にかかる遮光カーテンから、わずかに朝日がさしていた。
 ぼくは小さく欠伸をして、

「ふわぁ、もう朝か……」

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