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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2024-05

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『少年かぐや』 第九回

 こんにちは、神無月です。

 先週女児女装の話題が出たので、私が持っている女児服の一部をリストにしてみます。

・女児用イートンジャケット・吊りスカート・ブラウス
・女児用Tシャツ、ペチコート(○ッセンで買った物)

 さらに、自作のおむつカバーとベビー服(タンクトップとフリル付きブルマー)も持っています。

 あとは普通の女性用の服が何点か。オフィススーツやメイド服なんかもあったりします。
 そのうち実際に着ていることが一番多いのは、デニムのロングスカート。動きやすいので結構好きです。他の服は着ていると興奮するのですが、実際に着て動くことを考えると普段着が一番です。


 麻衣さん、コメントありがとうございます。女児女装写真を公開するのは恥ずかしいですが、服だけなら、そのうち後悔するかも知れません。麻衣さんのお写真も楽しみにしています。

 奏衣さん、コメントありがとうございます。体操服とブルマーも良いですね。スカートやワンピースも涼しくて良いですよ。熱中症に気をつけて、女装ライフを楽しんでくださいませ。


 ではでは、今週分をどうぞ。
   
  * * * * *
 
  (第九回)
 
 段ボールの隅に入っていた紙――注文票と払込用紙を見て、ただでさえ赤かった母親の顔が、さらに真っ赤になる。熟れすぎたトマトのようだ。
「俊吾、あんたなにこれ、この服、こんなにしたの!?」
 値段のことを考え、ベビー服を着せられた俊吾は真っ青になる。
 大人用のベビー服は、そのぶん生地もたくさん使うし、何より工場生産ではない手作りだ。そのため、一着だけでもけっこうな値段になる。母親が顔色を変えたのも無理からぬ事でだった。
「あんた、こんなお金、いったいどうするの!? 貯金だって、そんなにないんでしょ?」
「そ、それは……」
 目の前に突きつけられた注文票の値段を見て、俊吾は目を丸くした。いままでお年玉などを貯めておいた貯金を吐き出しても、まだ足りない。
 ちょうどそのとき、頭からかぶせられたロンパースによって彼の口は封じ込められた。いま流行りのアイドルが来ているような、赤チェック制服を思わせるロンパースだ。前についている花型のボタンは飾りで、背中とクロッチについているスナップボタンで着脱する。ぱちんぱちんとスナップボタンが留まる音に、恥ずかしさのあまり、俊吾は言葉を失った。
 そこへさらに、リボンつきのヘアゴムが頭のてっぺんの髪を一房結い上げ、両手にはミトン、両足にはレースつきのショートソックスをつけられてしまった。
 主婦たちは満足げに彼を見下ろし、
「ふふっ、これで出来たわね」
「俊吾くん、すっかり可愛くなっちゃったわね。本当に赤ちゃんになっちゃったみたい」
「へー、おしゃぶりも入ってるんですね。歯固め用って、うちの子とお揃いですね」
 そういって、一番若い主婦が俊吾の口におしゃぶりを咥えさせる。慌てて吐き出そうとするが、
「だめよ、吐き出しちゃ。欲しいから買ったんでしょ、ね? 恥ずかしがる事なんてないわ。すっごく似合ってるんだから」
 そう言う主婦の手がしっかりと押さえて、吐き出すこともままならない。
「ふふっ、ほーんと。こうしてみると、高校生の男の子だなんて思えないくらい。ね、俊ちゃん。タッチしてごらんなさい」
「俊ちゃんにたっちは、まだちょっと早いんじゃないかしら。だってまだ、オムツをつけてるんだもの。出来るのははいはいくらいじゃない?」
「そうですね。はーい、俊ちゃん。ころんしてから、おててとあんよではいはいしてごらーん」
「うっ……」
 完全な赤ちゃん扱いに、俊吾の顔が真っ赤になる。
「あらあら、俊ちゃんはまだ、はいはいも出来ないみたいね」
「仕方ないですよ、だって俊ちゃんは、ついさっき生まれたばかりなんですから」
「それもそうね。だんだんにはいはいしたり、たっちしたり出来るようになればいいわね。成長が楽しみだわ、ふふっ、うふふふふっ……」
 主婦たちの揶揄が、俊吾の羞恥心をくすぐる。
 ついさっきまで高校生として休日を過ごしていたはずが、今やお尻にたっぷりとオムツを当てられ、女の子の赤ちゃんが着るようなベビー服を着せられ、おしゃぶりを咥えさせられ、幼児語で話しかけられている。
 なんでこんなことに――心当たりは、一つしかない。
 大人のためのベビーショップ「かぐや姫」。
 あんなページを見て、商品をカートに入れて遊んだりしていたから、こうなったのだ。自分自身の迂闊を呪うほかない。
 そうして残ったのは、後悔と、大量のベビー服・ベビー用品。そして――多額の代金請求だけだ。
「あんた、こんなお金払えるの?」
 母親の詰問に、俊吾は目を閉じ、首を横に振った。
「そう……なら仕方ないわね。制服とか、学校に着ていく服以外は全部古着屋に処分しましょう」
「えっ……そ、それは……!」
 俊吾は何度目か、真っ青になって絶句した。
 それはつまり、学校に行くとき以外、この恥ずかしいベビー服で過ごさなければならないことになる――いや、最悪、いつも制服でいればいいかと、そう思ったとき。

「なにしてるの?」

 新しい災厄の源が、階段の踊り場から俊吾を見下ろしていた。
 
  (続く)

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はじめまして。

女装マゾのはるかです。
家では女児女装して生活してます。

いつも楽しく拝見してます。
お体に気をつけてサイト運営して下さいね。

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