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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2024-05

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短篇『週末の楽しみ』 (3)

 神無月です。
 いつも通り、本編を早く読みたい方は下の「続きを読む」からどうぞ。私の戯言におつきあい下さる方は、このままお読み下さい。

 さて、新作の文章は7割近く終わり、いまはイラストをちまちまと描いています。こんな感じ。

animaid-chara1m.jpg

 あとで顔とか手直しするかも知れませんが、こんな感じになります。
 今回のコンセプトはシンプルに、「兄が妹のメイドになる」。基本的に仲の良い兄妹が禁断のSM関係になるという展開なので、鬼畜度は低く、甘めの仕上がりになりそうです。内容はメイド服着用、足コキ、強制クンニ、メイド服での外出に人前での指責めなど、定番のメニューもいろいろありますが、今回初めて挑戦するプレイ内容もあり、色々緊張しています。

 発売は未定ですが、お好みに合う方はご期待下さい。
 では、長い前置きにおつきあい下さりありがとうございます。今週分をどうぞ。  
 
* * * * * * * * * *
 
  (3)
 
 ミサ姉ぇはぼくの両脚を持ち上げて、お尻のあたりまで念入りに、ベビーパウダーをはたいた。
 そしてパフを横に置き、ぼくのおちんちんに、おむつとおむつカバーをかぶせる。
 おちんちんが、何層にも重なったおむつに覆われ、おむつカバーによって固定される。左右の横羽をマジックテープで固定した上から、前当てのスナップボタンを留めて、最後に両脇の紐をおへその下で結ぶ。そうすると、ちょっときついくらいに締め付けられて、おむつがお尻と、おちんちんのまわりに密着する。
 それが、気持ちいい。
「どう、そのおむつカバー?」
 言われて、ぼくはミサ姉ぇを仰ぎ見た。ミサ姉ぇがぼくの真上に鏡をかざし、その鏡に、ぼくの下半身が映っていた。ピンクのボーダー柄に幼児向けの動物がプリントされたおむつカバーが、パンパンに膨らんでいる。
「うん、すっごく可愛い」
「気に入ってくれた?」
「もちろん。毎日だって穿きたいくらい」
「ふふっ、学校にも穿いていったらどう? 学校の友達も、きっと驚くわよ」
「うん。お友達に、たぁちゃんの可愛いおむつカバー、自慢するんだ」
「嬉しいわ」
 ミサ姉ぇは、次にピンクの長袖ロンパースを取り出す。丸襟にピンクの縁取り、背中とクロッチがスナップになっていて、赤ちゃんにも着せやすく、おむつ交換もしやすいデザインだ。縫い目も、一般的なベビー服と同じように表側に出ている。
「どう? これ、新しく作ったの」
「わぁ、可愛い」
「でしょ? ほら、お手々ちょうだい」
「うん」
 ぼくがミサ姉ぇに向かって両手を伸ばすと、ミサ姉ぇはロンパースのスナップを全部外してから、両袖を、ぼくの両手を通した。袖口は少し窄まって、フリルになっているのが可愛い。
 袖を通すと、ぼくは今度はうつぶせに寝かされた。ミサ姉ぇの手が、背中側のスナップを留めるのを感じる。最後にもう一度仰向けにさせられて、今度はおむつカバーを隠すように、クロッチ部分ののスナップを留める。
「たっちしてごらん」
「うん」
 ぼくは一旦ころんと転がってうつぶせになり、ぷっくら膨らんだお尻を持ち上げるようにして起きあがる。本当なら、反動をつけて腹筋でひょいっと起きあがれるんだけど、それだと赤ちゃんっぽくない。
 立ち上がると、おむつカバーが重力に従って落ちそうになる。それをロンパースのクロッチ部分が受け止めて、肩のあたりが引っ張られる。この感じが、いかにも赤ちゃんっぽくて好きだ。
 ミサ姉ぇはぼくのロンパースを整えてから、またもう一枚、服を手に取る。
 ピンクの袖無しワンピースだ。胸元には、ウインクするウサギさんのアイロンプリント、裾にはフリル。
「たぁちゃんの大好きなウサちゃんよ。どう? これも、可愛いでしょ?」
「わぁい、ウサちゃん。かわいー」
「ふふっ、嬉しい? だったら、ばんざいしてー。ばんざーい」
「ばんざーい」
 両手を上に向けた瞬間、ワンピースをすっぽりとかぶせられる。
 視界が一瞬ピンクに覆われるが、戻ったときには、ぼくのロンパースの上からワンピースが着せられ、ウサギさんはぼくの胸元でウインクしていた。
 ミサ姉ぇは、ワンピースの裾を整えてくれている。ワンピースはわざと短く作られていて、おむつで膨らんだロンパースが見えている。
「ふふっ、可愛いわよ、たぁちゃん。本当に、女の子の赤ちゃんみたい」
「たぁちゃん、赤ちゃんだもん」
 ぼくが言うと、ミサ姉ぇは優しく笑った。
 もちろん判っている。自分が本当は、16歳の男の子だってことは。
 けれどミサ姉ぇとこうしているときは、ぼくはちっちゃい女の子なのだ。おむつもとれず、可愛いお洋服が大好きな女の子なのだ。
 もう一度言っておくけれど、ぼくとミサ姉ぇの間に肉体関係はない。
 けれど、もっとずっと背徳的な関係によって、ぼくとミサ姉ぇは結ばれている。

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