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短編『週末の楽しみ』 (2)
神無月です。
半月ほど前になりますが、新作の資料もかねて、通信販売で安いメイド服を一着購入しました。
襟付きのパフ袖ワンピースに、エプロン、フリル付きのカチューシャ(これは安っぽくてダメでしたが)、パニエというセットで、別にドロワーズとオーバーにーソックスを注文しました。
届いたその日にさっそく着てみたのですが、独特の着心地があります。拘束感が強く、見えない何かに縛られているような感じがします。メイド服を着ているときに命令されたら、本当に、どんな命令でも従わされそうです。
それではコメント返しを。
カイタイショウジョは「十月兔の世界観に合わない」という理由で、かなり前に販売停止になり、今のところ再販予定はありません。それ以外の作品については、イラストを描き直した上で数作ずつまとめ、再販する予定になっています。今しばらくお待ちいただけると幸いです。
前置きが長くなってしまいましたが、「続きを読む」から今週分をどうぞ。
* * * * * * * * * *
(2)
「じゃあ、シャワーを浴びて、『たぁちゃんの部屋』にいらっしゃい。そうしたら、これを着せてあげるから」
「うん」
ぼくはスクールバッグをリビングにおいて、お風呂場に向かった。服を脱ぎ、丁寧に髪と体を洗う。
お風呂から出ると、ぼくはタオルを腰に巻いてリビングの隣――本来は、子供部屋として使われることの多い部屋に行く。
子供部屋のドアには雲形のプレートに、ポップな字体で「たぁちゃんのおへや」と書いてある。字のまわりには小さい女の子が喜びそうな、兎やチューリップ、クマのフエルト細工が貼られている。
ぼくはそのまま、ドアを開ける。
柔らかいベビーピンクの内装に、白を基調にした家具が並んでいる。クローゼットの上には着せ替え人形がならび、部屋の隅に置かれたベビーベッドの上には、メリーサークルがまわっている。壁には何着も、女の子の赤ちゃんが着るようなスカート付きのロンパースや、ブラウス風ロンパース、ジャンパースカート、フリフリブルマーなどが掛かっている。
どう見ても、女の子の赤ちゃんのために作られた赤ちゃん部屋だ。
そんな部屋の真ん中には、ミサ姉ぇが座っていた。ミサ姉ぇは、ぼくがお風呂に入っている間に必要なものを用意してくれていたのだ。
彼女の前の床には花柄のおしめシートが敷かれ、すぐそばには、タルカム・パウダーの容器とお尻拭きシート、布おむつの束におむつカバー、柔らかなスムースニットで作られた長袖ブラウスと、ピンクのだるまロンパース。
けどもちろん、ミサ姉ぇに赤ちゃんはいない。
それに、用意されているおむつカバーやロンパースは、ものすごく大きなサイズだ。ヨーロッパのキングサイズの赤ちゃんだって、こんな大きなベビー服は着ないだろう。
だってこれは――
「さ、たぁちゃん」
ミサ姉ぇはぼくに、優しく微笑みかける。
「はいはいして、こっちにいらっしゃい。ミサ姉ぇたんが、たぁちゃんにお洋服を着せてあげるからね」
「うん……」
ぼくは、すとんとその場に尻餅をついた。まるで歩けない赤ちゃんのように、お尻をぺたんと床に着けてから、よちよちと、はいはいする。向かう先は、ミサ姉ぇたんのところ。すっぽんぽんではいはいしてるから、おちんちんがぷらんぷらんと揺れる。
1メートルほどの距離をはいはいして、ぼくはおしめシートの上までやってくる。
ミサ姉ぇはぼくの目の前に、おむつカバーを広げ、おむつを4枚、その上に重ねた。何度も使い込まれたもので、色がほんのりと黄色に変わってしまっている。
「たぁちゃん、この上に、お尻を下ろして」
「うん」
おむつの上に座ると、ふかふかと柔らかいドビー織の布が重なった感触が、お尻を包み込んだ。この瞬間、ぼくはまるで温泉につかったかのようにほっとする。
「ねんねして」
おしめシートの上に、仰向けに寝る。両脚をOの字に広げると、高校生にもなってまだ皮も剥けていない、それどころか毛も生えていないおちんちんが、ミサ姉ぇから丸見えになる。生え始めてすぐのころから、陰毛を剃られ、毛抜きクリームを何度も塗り込められたせいで、もうぜんぜん生えなくなっているのだ。鏡で見ても、本当に小学生のおちんちんじゃない勝手くらいにちっちゃい。
そんなおちんちんをミサ姉ぇに見られるこの瞬間は、胸がきゅっとなるくらい恥ずかしい。
「それじゃ、まずはベビーパウダーね」
ミサ姉ぇはベビーパウダーの缶を開け、パフにたっぷりとパウダーをつける。タルカムの甘い匂いが鼻をくすぐり、パフが優しく、おちんちんとそのまわりをはたいていく。おもわず「ほぅっ……」と吐息をもらすと、
「ふふっ、たぁちゃんは、パフが大好きなのね。ぱふぱふされるの、気持ちいい?」
「うん。たぁちゃん、ぱふぱふ、気持ちいい」
幼児語で答えると、まるで本当に赤ちゃんになったような気分だった。
(続く)
半月ほど前になりますが、新作の資料もかねて、通信販売で安いメイド服を一着購入しました。
襟付きのパフ袖ワンピースに、エプロン、フリル付きのカチューシャ(これは安っぽくてダメでしたが)、パニエというセットで、別にドロワーズとオーバーにーソックスを注文しました。
届いたその日にさっそく着てみたのですが、独特の着心地があります。拘束感が強く、見えない何かに縛られているような感じがします。メイド服を着ているときに命令されたら、本当に、どんな命令でも従わされそうです。
それではコメント返しを。
カイタイショウジョは「十月兔の世界観に合わない」という理由で、かなり前に販売停止になり、今のところ再販予定はありません。それ以外の作品については、イラストを描き直した上で数作ずつまとめ、再販する予定になっています。今しばらくお待ちいただけると幸いです。
前置きが長くなってしまいましたが、「続きを読む」から今週分をどうぞ。
* * * * * * * * * *
(2)
「じゃあ、シャワーを浴びて、『たぁちゃんの部屋』にいらっしゃい。そうしたら、これを着せてあげるから」
「うん」
ぼくはスクールバッグをリビングにおいて、お風呂場に向かった。服を脱ぎ、丁寧に髪と体を洗う。
お風呂から出ると、ぼくはタオルを腰に巻いてリビングの隣――本来は、子供部屋として使われることの多い部屋に行く。
子供部屋のドアには雲形のプレートに、ポップな字体で「たぁちゃんのおへや」と書いてある。字のまわりには小さい女の子が喜びそうな、兎やチューリップ、クマのフエルト細工が貼られている。
ぼくはそのまま、ドアを開ける。
柔らかいベビーピンクの内装に、白を基調にした家具が並んでいる。クローゼットの上には着せ替え人形がならび、部屋の隅に置かれたベビーベッドの上には、メリーサークルがまわっている。壁には何着も、女の子の赤ちゃんが着るようなスカート付きのロンパースや、ブラウス風ロンパース、ジャンパースカート、フリフリブルマーなどが掛かっている。
どう見ても、女の子の赤ちゃんのために作られた赤ちゃん部屋だ。
そんな部屋の真ん中には、ミサ姉ぇが座っていた。ミサ姉ぇは、ぼくがお風呂に入っている間に必要なものを用意してくれていたのだ。
彼女の前の床には花柄のおしめシートが敷かれ、すぐそばには、タルカム・パウダーの容器とお尻拭きシート、布おむつの束におむつカバー、柔らかなスムースニットで作られた長袖ブラウスと、ピンクのだるまロンパース。
けどもちろん、ミサ姉ぇに赤ちゃんはいない。
それに、用意されているおむつカバーやロンパースは、ものすごく大きなサイズだ。ヨーロッパのキングサイズの赤ちゃんだって、こんな大きなベビー服は着ないだろう。
だってこれは――
「さ、たぁちゃん」
ミサ姉ぇはぼくに、優しく微笑みかける。
「はいはいして、こっちにいらっしゃい。ミサ姉ぇたんが、たぁちゃんにお洋服を着せてあげるからね」
「うん……」
ぼくは、すとんとその場に尻餅をついた。まるで歩けない赤ちゃんのように、お尻をぺたんと床に着けてから、よちよちと、はいはいする。向かう先は、ミサ姉ぇたんのところ。すっぽんぽんではいはいしてるから、おちんちんがぷらんぷらんと揺れる。
1メートルほどの距離をはいはいして、ぼくはおしめシートの上までやってくる。
ミサ姉ぇはぼくの目の前に、おむつカバーを広げ、おむつを4枚、その上に重ねた。何度も使い込まれたもので、色がほんのりと黄色に変わってしまっている。
「たぁちゃん、この上に、お尻を下ろして」
「うん」
おむつの上に座ると、ふかふかと柔らかいドビー織の布が重なった感触が、お尻を包み込んだ。この瞬間、ぼくはまるで温泉につかったかのようにほっとする。
「ねんねして」
おしめシートの上に、仰向けに寝る。両脚をOの字に広げると、高校生にもなってまだ皮も剥けていない、それどころか毛も生えていないおちんちんが、ミサ姉ぇから丸見えになる。生え始めてすぐのころから、陰毛を剃られ、毛抜きクリームを何度も塗り込められたせいで、もうぜんぜん生えなくなっているのだ。鏡で見ても、本当に小学生のおちんちんじゃない勝手くらいにちっちゃい。
そんなおちんちんをミサ姉ぇに見られるこの瞬間は、胸がきゅっとなるくらい恥ずかしい。
「それじゃ、まずはベビーパウダーね」
ミサ姉ぇはベビーパウダーの缶を開け、パフにたっぷりとパウダーをつける。タルカムの甘い匂いが鼻をくすぐり、パフが優しく、おちんちんとそのまわりをはたいていく。おもわず「ほぅっ……」と吐息をもらすと、
「ふふっ、たぁちゃんは、パフが大好きなのね。ぱふぱふされるの、気持ちいい?」
「うん。たぁちゃん、ぱふぱふ、気持ちいい」
幼児語で答えると、まるで本当に赤ちゃんになったような気分だった。
(続く)
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