十月兔

　神無月です。
　連日の猛暑で夏バテしてしまい、げんざいいろいろと執筆が止まっています。新作は今月中に……などと云っていましたが、恐らく来月になってしまうかと思われますので、ご了承下さい。

　一方でそう言えば、この週末は同人誌即売会が開かれたようです。
　けっきょく神無月はサークルとしても客としても参加しなかったのですが、一方で盛り上がるのがコスプレ広場。一部には「女装は見苦しいからやめろ」などの意見もあるようですが、野暮な話ですねぇ。確かに街中で見苦しい女装をしているのはマナー違反ですが（羞恥プレイの一環としてはアリだと思いますが、やはり女装が無条件に容認された行為ではないことはわきまえるべき、と考えます）、ああいうお祭り会場では構わないと思うのですが。

（コミケ前・サークルを運営する姉とその弟の会話）
姉「ねーちょっと○○（少年の名前）、コミケで店員やってよー。バイト代出すからー」
弟「ええー。まぁ、そのくらいだったらいいけど」
姉「それじゃお願いね」

（当日、サークルの準備室にて）
弟「ちょっと姉貴、何だよこれ！」
姉「なにって、うちのサークル店舗の制服よ。可愛いでしょ？」
弟「可愛いって、こ、これ……メイド服じゃないか！　しかも猫耳つき！　俺がこんなものを着られるはずないだろ！」
姉「あー、約束破るの？　言っておくけど店員たりないんだから、休むんだったら払う予定だった給料の倍額請求するわよ」
弟「そ、そんな……判ったよ、やれば良いんだろ！？」

　しばし衣擦れの音。

弟「こ、これでいいのか……？」
姉「うんうん、似合ってるぞ。あ、言い忘れてたけど、あんたのガールフレンドの△△ちゃんも来るからよろしくー」
弟「え──ま、待て、そんな話は一言も」
姉「してたら逃げ出したでしょ。で、そろそろ△△ちゃんも来るはずなんだけど──あ、ほら、ちょうど来たわよ。おーい、こっちこっちー」
彼女「おっはよー。わー、○○も店員やるんだー。可愛いよ、○○ちゃん！」
弟「終わった……なにもかも終わった……」

　ありきたりな妄想です。低調ぶりが如実に表れてますね（失笑）


　＞ＭＩＲＶ様
　お謝りになることもありませんよ（笑）中国語なんて、滅多に使わないものを使ったこちらの落ち度でもありますし。
　あと、ひんぴんと、という言い回しもあります。漢字では「頻々と」と書きますので念のため。


　追記。
　帰りの渋滞で神無月君おもらし～ベビー服な展開も考えましたが、どう考えても黒沢氏ラヴの流れを断ち切ってしまうので見送りました。