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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2024-05

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「乙女座の園」 了

 神無月です。
 予定より大幅に遅れましたが、『乙女座の園』は本日の「終章」を持ってお終いです。お付き合い下さった方々、ありがとうございます。

 蛇足ですが、「乙女座の園」について若干ふれます。

 「女装を恥ずかしいと思うことは、女性への蔑視を前提としているのではないか」。これが今回のテーマです。「女装」という感覚や、男性が女性の服を着るのを「男らしくない」「恥ずかしい」と考える発想には、男性/女性という弁別だけではなく、男性を上位に置く思想が存在するのではないか、と。
 もちろん女装に憧れる方や、女装者の場合、大なり小なり女性化願望があるがゆえに女装を指向する場合が多いようです。ですから、彼らが無意識に女性差別に加担しているのだ、というのは極論です。しかし、「女装SM」といい、「女装させられることを屈辱と感じる」表現をする以上、このテーマについて考えずに書くわけにはいかない、と思いました。「乙女座の園」は、そのような考えのもとに書かれています。

 なぜ男性は、女装を恥ずかしいと思うのか。そしてなぜ、一部には、強制的に女装させられるテーマを求める人がいるのか。

 女装にみるジェンダー論というのは寡聞にして聞いたことはありませんが、女装はジェンダー問題と深く結びつく現象です。いずれ論攷のようなかたちで、このテーマについて触れてみたいな、と思います。

 みなさまからも、ご意見、ご感想、ご批判などあれば、遠慮なくお寄せ下さい。

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