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十月兔

強制女装を中心とした小説・イラストのブログです。

2010-09

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テンプレ変更。

 可愛いテンプレートを見つけたので、変更しました。少し明るい印象になっていると良いのですが。また、リンクまとめもいくつか追加いたしました。

 Digiket様で「TS -Teacher Slave-」および「おもらしサッちゃん」が発売されました。お値段はDLSite様より、じゃっかん低めです。
    [十月兔] の【TS -Teacher Slave-】  [十月兔] の【おもらしサッちゃん】
 今後も、過去作品をDigiket様で販売させていただく予定です。

 克浦様、お久しぶりです。ギミックもいろいろと考えておりまして、TS2でも使っていく予定です。男性は、主人公に女らしさを要求するタイプで、その一環としてセックスやフェラチオを迫る、というタイプになりそうです。ご期待に添えるよう、できる限り完成度の高いものを提供していきたいと思います。

しんタソセーラー服ハァハァ。

 新作がなかなか難航中。性転換+女子生徒からのいじめ、というストーリーは既にいくつも出ていますので、なかなか新しさを盛り込むのが難しいのですが、いろいろと暗中模索しています。

 男性の登場については賛否両論あるかと思いますが、やはり「女体化」の場合には「男性」あるいは「ふたなり女性」が必要かと思います。前作の「TS」では男性成分少なめでしたので、今作は男性比率を高めようと思っています。と言っても、半分近くは女性からの責めになりそうですが。

 蛇足。桜井のりお先生のギャグ漫画『みつどもえ』に登場する優等生(へんたい)・佐藤信也くんの個別スレにこんな書き込みがあり、ちょっと萌えました。

 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1280754659/180

>「男なのに女の服きてよがってるなんて変態じゃないの?!」
>「パンツ好きなんでしょ?私のこのパンツでしこりなさいよ」
>「あんたの精液で靴下汚れたじゃない、そーだあんたみたいな変態にはこれがぴったりね!
>むれてくっさい縞ニーソでオナニーしなさいよ」

>SMなら雌豚最強じゃないか

 原作でも、最新刊の10巻では佐藤くんの女装が2回もあります。SSS隊(佐藤くんが好きでしょうがない隊)の三人娘も、佐藤くんのセーラー服姿に悶々としたり、実際に見たときには鼻血を出して失神していましたし。もしかして桜井先生にも「男の子に女装させたい」願望があるのでは……だとしたら、是非もっとやって欲しいです。


女体化性転換スペシャルパック
  

男の娘詰め合わせ(DLSite/Digiket)
    [青芝工房] 男の娘詰め合わせ SET01

Sissy Baby

 お気に入り、というか「おむつの家」を書いた上でイメージモデルとなった動画を紹介します。背の高い男性が、ふりふりのドレスを着て歩いている動画です。リアルが苦手な方はご注意ください。
 


 こうした動画には、ちょっと残念な見た目のものも多いのですが、これなんかは割と綺麗な方です。こんないかにも女の子らしいピンクのドレスを着せられて連れ回される、なんて最高です。ベビー女装はリアル男性がやるともちろん見苦しくなってしまいますが、その見苦しささえ恥ずかしさに変換できれば、もう一人前の女装マゾですね。

 新作についても評価、感想、ご意見などお待ちしています。どうぞお気軽にコメント下さい。

DLSite様より発売。

 そんなこんなで、「おむつの家 ~おそろい兄妹~」がDLSite様より発売されました。幼児女装小説は既にいくつか書いていますが、「身長170センチの男性がベビー服を着せられて連れ回される」ストーリーは、個人的にかなり気に入っています。リアルに子供と間違われるよりも、「大人のくせにベビー服を着せられている」とすぐ判るほうが恥ずかしいですから。
 ただやっぱり、ひげ面の小太り男がベビー服を着せられても誰も得しませんので、若い男性が見苦しくない程度に判ってしまう、あたりがぎりぎりのラインかなぁという気がいたします。
 また機会があれば、こうしたジャンルについては「おむつの家」としてシリーズ化したいと思っています。

 大柄な男性がベビー女装させられるというストーリーは、日本では余りメジャーではありませんので、今回の作品については特に、反響が気になっています。是非是非、作品の感想などお寄せ下さいませ。ではでは。

『女児転生』 第二章(13)


 (13)

「な、なにするんだよっ!」
 俺はあわてて股間を隠すが、おそかった。そこにいる全員が、すでに俺の股間を目撃してしまっていた。
「わぁっ、おっきくなってる……」
 俺の股間をみた秋穂ちゃんが、目を丸くした。みたんだ。スカートの下に穿いた女児用のショーツの前が、もっこりとと膨らんでいるのを。俺のペニスが、大きくなってしまっているのを。
「あらやだ」冬花ちゃんが言った。「さんざんいやだとか何だとか言ってたくせに、ずいぶんと喜んでるじゃない。ほんとうは、かわいい園児服を着せられてうれしかったのね」
「ち、違うっ……!」
「どこが違うのよ。さっきから、ブルマーの下でそんなものを大きくして、よくそんないいわけができたものね」有里奈ちゃんはためいきをついて、「いい加減認めたら? ぼくは女の子の服を着るのが大好きな変態ですって。認めるまでもなく、周りからはそうとしか見えないんだけど」
 違う。俺は無理矢理、女の子の服を着せられているだけだ。そういおうとしたものの、唇は糊で貼り付けたように動かない。
 そこへ秋穂ちゃんが、さらなる火種を投下する。
「ねーねー、何でお兄ちゃんのおちんちん、おっきくなってたのー?」
「あー、秋穂は知らないのね」有里奈ちゃんは苦笑して、「男の人のおちんちんってね、大きくなったり小さくなったりするの。特に気持ちいいときに、大きくなるのよ」
「へー、なら、お兄ちゃんはいま気持ちよかったんだ?」
「そ・う・い・う・こ・と。高校生にもなった男が、幼稚園児の服を着て気持ちよくなってるなんて、どう考えても変態よねー」
 冬花ちゃんが追い打ちをかける。
 逃げ出したくてたまらなかった。しかしいま逃げ出しても事態が好転しないことは明らかだったし、なによりこんな格好で逃げ出す気にはなれない。ブルマー姿で走り回っただけで、あれほど恥ずかしかったのだ。まして園児服で人前を歩き回るなど、まっぴらだ。
「そーなんだー。お兄ちゃん、本当は女の子になりたいの?」
「ち、違うっ! 俺には、そんな趣味はない……!」
 誤解だ。俺は必死に、秋穂ちゃんに向かって首を振ったが、
「どこが違うのよ」有里奈ちゃんの白々とした声が、俺の弁明を遮った。「あたしたちが秋穂ちゃんの家に行ったときも、あんなかわいいドレスを着てたじゃない。小学生だって、高学年にもなったら絶対に着ないわよ。たとえどんなに命令されたとしても、ね」
 俺は赤面して、沈黙する。今更ながらに、秋穂ちゃんに着せれたふりふりドレスの着心地を思い出す。そして、冬花ちゃんや有里奈ちゃんにお子さまパンツを見られた恥ずかしさも。
「ほーら、やっぱりそうなんじゃない」
 冬花ちゃんが、勝ち誇ったように言った。両目には爛々たる光を浮かべ、幼いながらも獰猛性の片鱗をのぞかせている。
「そんなに嬉しいんなら、いまから幼稚園児の女の子として扱ってあげる。……さ、いくわよ」
「行くって、どこへ?」
 秋穂ちゃんが無邪気に訊ねる。
 冬花ちゃんは薄笑いを浮かべて手招きし、秋穂ちゃんと有里奈ちゃんを近寄らせると、ひそひそ内緒話を始めた。秋穂ちゃんは面白そうに、有里奈ちゃんは無表情に、冬花ちゃんの話を聞いていたが、
「うん、それ、楽しそーっ! 行こう、行こっ!」
「まったく、冬花ってば悪趣味ね。やるんなら付き合うけど」
 友達ふたりの答えに、冬花ちゃんはにやりと笑う。そして、俺の腕に抱きつくように、腕を絡めてきた。
 とっさに、彼女の手を振り払うべきかどうか迷う。これまでのことを考えると、このまま冬花ちゃんの言いなりになっていたら、さらにとんでもない事態に巻き込まれることは、目に見えていた。けれど──
「逃げたければ、逃げても良いのよ? でもこの店は駅前だし、そんな格好で駆け回ったら、ずいぶんたくさんの人に見られて、話題になるでしょーね。お兄さんの同級生がいたりしたら、もう二度と学校に行けなくなるわよ?」
「…………」
 考えないようにしていた最悪の想像を吹き込まれ、俺は硬直した。
「きまりね。寧々さーん、それじゃ、おじゃましましたー」
「ええ、また近いうち、その子を連れてきてね」
「うん!」
 寧々さんの言葉に勝手にこたえると、俺の腕を引いて歩き出した。
「さ、行くわよお兄ちゃん。……って言うのも変か。こんな幼稚園児の服を着てるんじゃ、お兄ちゃんって感じじゃないもんねー。でも、お兄ちゃんはお兄ちゃんなんだし、それで良いよね? もし良ければ、お兄ちゃんの好きなように呼んであげるけど」
 俺はなにも答えられなかった。
 ただ痛いほど唇を噛みしめながら、冬花ちゃんたちに引きずられるようにして、店の外へ出た。駅前の大通りには、休日の夕方とあって大勢の人が行き交い、夕焼けの日差しが俺の園児服を照らし出す。
(み、見られてる……)
 焼けるような日差しよりも、大通りに出た瞬間に周囲から向けられた眼差しのほうが、肌にぴりぴりと突き刺さるような気がした。

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